「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

T・コリン・キャンベル博士

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T・コリン・キャンベル博士

食事と生活習慣

アメリカのT・コリン・キャンベル博士(コーネル大学名誉教授)らが書いた『The China Study』(ザ・チャイナ・スタディ)の翻訳版『葬られた「第二のマクガバン報告』(グスコー出版、上中下巻)によると、動物性たんぱく質中心の食事によってさまざまな生活習慣病が引き起こされるが、植物性たんぱく質中心の食事を変えることにより生活習慣病は予防も改善もできるということです。

本書によると、生活習慣病を治す薬はないが、食事を変えることで生活習慣病の進行を止めたり、改善したりすることが可能であると、多くの研究や臨床例から導き出されています。

『葬られた「第二のマクガバン報告』の目次は、以下のとおりです。

第1部 「動物タンパク神話」の崩壊(私たちの体は、病気になるように作られているわけではない/「タンパク質神話」の真実/ガンの進行は止められる/史上最大の疫学調査「チャイナ・プロジェクト」の全貌)

第2部 あらゆる生活習慣病を改善する「人間と食の原則」(傷ついた心臓が甦る/肥満の行き着く先/糖尿病追放への道/ガン対策はどのように改善されるべきか/自己免疫疾患根絶のために/食が改善する「骨、腎臓、目、脳の病気」/「ビタミンDの働き」について)

第3部 科学が導き出した「究極の栄養摂取」(私たちの健康と食べ物に関する「八大原則」/「食べ方の基本」を学ぶ)/第4部 「正しい情報」はいかにして葬られるのか(癒着に支えられている「科学」の暗部/消費者に届く情報、届かない情報/業界の発信する情報は、はたして「科学」なのか?/政府は私たちの味方なのか?/医学は誰の健康を守っているのか?/歴史から学ぶべきもの)

先進国での生活習慣病の蔓延は、動物性たんぱく質の過剰摂取が原因であり、改善するには「精製されていない植物性食品を、できるだけ丸ごと食べること」であるというのが結論です。

生活習慣病と動物性食品の関係

キャンベル博士によると、食べ方の基本は以下のようになります。

食べるべき食品
果物、野菜、豆類、キノコ類、種実類、海藻類、全粒穀物
最小限に抑えるべき食品
精製炭水化物、植物油、魚介類、調味料
避けるべき食品
肉類、家禽類、乳製品、卵

また、代表的な生活習慣病と食事の関連性は、以下のようになります。

心臓病
動物性たんぱく質は血中コレステロールを上昇させます。「精製されていない植物性食品を、できるだけ丸ごと食べる」という人のほうが、コレステロール値が低く、心臓病が少ないことが明らかになっています。

ガン
動物性たんぱく質は、腫瘍の成長を促進させることが証明されています。カゼイン(牛乳の主要たんぱく)が多い食事は、細胞により多くの発ガン物質を摂り込ませてしまいます。

糖尿病・自己免疫疾患
「精製されていない植物性食品を、できるだけ丸ごと食べる」食事療法で、2型糖尿病が回復し、薬が不要になる可能性があります。1型糖尿病や自己免疫疾患が、牛乳の摂取や早期の離乳と関連していることを証明しています。

多発性硬化症は、動物性食品の摂取、とくに乳製品の摂取と関連しているいることを示す証拠があります。

腎臓結石
動物性たんぱく質の過剰摂取は、腎臓にダメージを与える可能性があります。腎臓結石は、動物性たんぱく質の摂取が、腎臓内に過剰のカルシウムとシュウ酸をもたらすために生じます。

黄斑変性症
大量の抗酸化物質を含む食べ物(野菜、種実類、海藻類など)によって予防できることがわかっています。

骨粗鬆症
動物性食品の多い食事によって、リスクが高まることがわかっています。動物性たんぱく質は、血液を酸性の環境にするため、中和させるためにアルカリ性のカルシウムが骨から溶出してしまうので、骨が弱くなってしまいます。

キャンベル博士らのこの著書には反論もあるようですが、生活習慣病に食事が大いに関係しているのは事実です。食事を変える際の参考にしてはいかがでしょうか。



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