「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

肩こりは病気の始まり

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肩こりは病気の始まり

パソコンでの作業が肩こりを促進

現代社会では、小学生から年配者まで、ほとんどの方が「肩こり」を感じているのではないでしょうか。原因は、パソコンの前で長時間座っていることや、肩甲骨を動かすような運動をしていないことにあります。

パソコンを長時間使っている方に顕著なのは、肩こりというよりも、「胸こり」といったほうがいい状態になっていることです。

パソコンを使う場合、ひじの位置を固定し、動かないようにロックします。また、手首も上下に動かないようにロックします。このような姿勢で、パソコンの画面を見つめながら、マウスを動かしたり、キーボードで文字を入力したりして、長時間にわたって必要な作業を行います。

もちろん、肩がこるのですが、どちらかというと「胸こり」といっていいかもしれません。

自分でできる肩こり解消法

この胸こりによる「肩こり」を解消するには、肩を刺激するよりも、胸の筋肉を刺激した方が有効です。自分では、肩というか肩甲骨の間を刺激するのはやりにくいこともあり、前から(胸の側から)筋肉のこりをときほぐしていきましょう。

体の前面にある大胸筋、三角筋のこりをほぐしていきます。指の腹で刺激するというよりは、第一関節(指先から1番目の関節)を少し曲げるようにして、指の腹よりも指頭が当たるようにして、筋肉をとらえていきます。爪が長い方は、指頭を使うと肌を傷める場合があるので、指の腹を使ってください。

右側の大胸筋や三角筋なら、左手の人差し指、あるいは中指を使って刺激します。人差し指1本で刺激しても、中指1本で刺激しても、あるいは人差し指と中指の2本で、あるいは薬指を含めた3本の指で刺激してもけっこうです。

大胸筋や三角筋を指で刺激しましょう。指頭を筋肉に押し付けながら、指を上下あるいは左右に動かして刺激していきます。指頭を押し付けながら、円を描くように指を動かしてもけっこうです。刺激する部位によって、ゴリゴリ、あるいはコリコリする部分があると思います。「痛いけど気持ちいい」と感じる箇所を刺激してください。

とくに、大胸筋と三角筋の間、ここが非常にこりやすい場所です。ここを念入りに刺激してください。前(大胸筋や三角筋)からの刺激だけで、肩甲骨の周囲や肩のこりが軽減します。

さらに、右の肩井(「けんせい」といわれる経穴)から首筋にかけての僧帽筋を、左手の人差し指・中指・薬指の3本の指をそろえた指頭で、グッと押してください。この際に、第一関節と第二関節(指先から2番目の関節)を少し曲げるようにして、指の腹よりも指頭が当たるようにして、筋肉をとらえていきます。3本の指の指頭を、刺激する部位に当て、真下に指を引き下ろすような感じで刺激してください。同様に、左の肩井(「けんせい」といわれる経穴)から首筋にかけての僧帽筋を、右手の人差し指・中指・薬指の3本の指の指頭で、グッと下に向けて押してください。

また、届く範囲でけっこうですから、肩甲骨の周囲を指で刺激しましょう。左の肩甲骨なら右手の指で、右の肩甲骨なら左手の指で刺激します。 肩甲骨上のほぼ中央に、天宗(てんそう)という経穴があります。この周囲で指で押すとコリコリして、痛いけど気持ちいいという場所があれば、そこを刺激しましょう。

日常で、肩甲骨を動かすような動作はあまりありません。意識して肩甲骨を動かすようにしてください。水泳のクロールの腕かきのように腕を動かすと、肩甲骨が大きく動きます。

肩こりは血流傷害のサイン

血圧が高い方は、ほぼ例外なく、肩や首にこりがあります。肩や首のこりを軽減するだけで、血圧が低下する場合が多くあります。

こりは、血流障害のサインです。肩や首がこっているというのは、血流が悪くて、乳酸などの疲労物質や老廃物がたまっているということです。指で刺激したり、動かしたり、あるいは温めたりして、肩や首のこりを軽減したり解消したりしてください。

肩こりは病気の始まり」といっていいでしょう。肩こりを感じたら、できるだけ早く解消するようにしましょう。「肩こり」という体が発する血流障害のサインを受け取ったら、すぐに対処してください。



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