「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

痛みの閾値

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痛みの閾値

血流障害が痛みの閾値を下げる

『大辞泉』(小学館)によると、閾値(いきち)とは「生体の感覚に興奮を生じさせるために必要な刺激の最小値」とあります。

堤防の低いダムがあるとします。少量の降雨でもダム湖の水位が上昇し、水が堤防の上を超えて下流に流れていきます。しかし、堤防の高さが十分にあると、ダム湖の水位が上がっても、水が堤防の上を超えて下流に流れることはありません。

この例ではダム湖の放水のことを考慮していませんが、痛みの閾値もダムの堤防の高さと同じように考えてよいと思います。同じ刺激を受けても、閾値が低いと痛みを感じやすくなり、閾値が高いと痛みを感じにくくなります。

痛みの閾値は、人によって違いますし、また同じ方でも体調や心理状態によって痛みの閾値は違ってきます。

痛みの閾値を下げる原因は、血流の滞りにあります。慢性のひざ痛の場合は、ひざの周囲の筋肉や腱、靱帯などの血流が悪くなって、痛みの閾値が下がっているのです。

ひざの周囲の筋肉や腱、靱帯の血流がよくなれば、痛みの閾値が上がり、ひざの痛みを感じにくくなります。そのためには、膝蓋骨(ひざのお皿)の周囲を指圧したりマッサージしたり、温めてやることが必要です。加えて、体重の増加があれば、体重も減らしていく必要があります。

高齢になるにつれてひざ痛で悩む方が多くなるのは、運動不足などによるひざの周囲の組織の血流が悪くなるからです。

慢性の腰痛も同じことがいえます。やはり血流をよくして痛みの閾値を上げることで痛みが軽くなります。

ストレスも痛みの閾値を下げる

また、痛みの閾値は、精神状態によっても下がったり、上がったりします。不安や悩みなどの精神的なストレスも痛みの閾値を下げるのです。反対に、喜びや希望などは、痛みの閾値を上げます。

痛いからといって血流をよくする努力を怠ったり、痛みのことばかり考えてストレスになるのでは、痛みの閾値が下がる一方です。

痛む部分の血流を改善することと、喜びや希望などの明るい感情を抱くことによって、痛みの閾値を上げていきましょう。



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