「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

ミトコンドリアが喜ぶ生活

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ミトコンドリアが喜ぶ生活

ミトコンドリアがつくるエネルギーで人間の生命は維持されている

我々の体は、嫌気性(酸素が嫌い)代謝の生命体と、好気性(酸素が好き)代謝の生命体が融合してできているといわれています。

20億年ほど前までは、地球上に酸素はほとんどなかったそうです。しかし、光合成を行うシアノバクテリアの出現により、酸素が増えてきました。私たちの祖先であった嫌気性の生命体は、酸素が増えてきた地球環境を生き延びるために、好気性の生命体を合体させることに成功したということです。

生物の細胞の中には、必ずミトコンドリアが共生しています。このミトコンドリアこそ、私たちの祖先が取り込んだ好気性の生命体なのです。

人間は60兆個の細胞からなるといわれていますが、1つの細胞に、複数個のミトコンドリアが存在しています。

細胞分裂がさかんな細胞にはミトコンドリアが少なく、細胞分裂をしない、あるいは細胞分裂が少ない細胞にはミトコンドリアが多く存在しています。ミトコンドリアが少ない細胞の代表が精子です。ミトコンドリアの多い細胞の代表が卵子、心筋、脳などです。

解糖系とミトコンドリア系のところで述べていますが、エネルギー(ATP)を得るには、解糖系とミトコンドリア系の2つの働きがあります。酸素を必要とせず、糖分(ブドウ糖)からエネルギーをつくるのが解糖系です。ミトコンドリア系は、糖分や脂肪などを原料にして解糖系の19倍の効率でエネルギーをつくりだします。このときに、酸素が必要となります。

生物は、食べて消化・分解した栄養(ブドウ糖など)と酸素を、血液中の赤血球に乗せて、60兆個の細胞に運んでいるといわれます。しかし実態は、細胞に共生しているミトコンドリアにブドウ糖と酸素を運んでいるわけです。この栄養と酸素から、ミトコンドリアがエネルギーをつくりだすわけです。

エネルギー(ATP)がなければ、生物は活動できません。ATPをいかにつくりだすか、しかも効率のよいミトコンドリア系からつくりだすかが、病気を防ぎ、若さを保つ秘訣になります。そのためには、ミトコンドリアが喜ぶ状態に体を保つ必要があります。

ミトコンドリアを喜ばせる6条件

ミトコンドリアが喜ぶ状態は、以下になります。

酸素が多いこと
体温が高いこと
腹八分目
軽い運動
日光を浴びること
野菜に含まれる微量放射線(カリウム40)があること

反対に、ミトコンドリアが嫌う状態は、以下になります。

酸素不足
低体温
満腹
運動不足
日光を浴びない
野菜不足

つまり、深呼吸によって酸素を取り入れ、体温を高く保ち、腹八分目にし、軽い運動を行い、日光を浴び、カリウム40が多く含まれるキャベツなどの野菜をたっぷりとることです。

ミトコンドリア系が十分に働いていない病気の代表がガン、糖尿病です。これらの病気を改善、あるいは予防するためには、「自分が喜ぶ生活習慣ではなく、ミトコンドリアが喜ぶ生活習慣」を意識してください。

ミトコンドリアが喜ぶ生活は、病気の改善や予防だけでなく、若さを保ち長生きする秘訣でもあります。



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