「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

エネルギーと治療効果

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エネルギーと治療効果

エネルギーが高まると自己治癒力が働く

エネルギーが低い方は、どんな治療を行っても、治療効果が現れにくいし、治療効果が長続きしません。エネルギーというとわかりにくいのですが、体温が低い方、やる気(元気)が低下している方です。

人のエネルギーは、2つの系統から得られます。1つは解糖系、もう1つはミトコンドリア系です。

解糖系は、嫌気性(酸素を必要としない)分解で、1分子のグルコース(ブドウ糖)から2分子のATP(アデノシン三リン酸)が得られます。ミトコンドリア系は、好気性(酸素が必要)分解によって、1分子のグルコースから38分子のATPが合成できます。

解糖系はすぐにエネルギーが産生できる反面、ミトコンドリア系と比べてエネルギー効率に劣ります。

主として解糖系でエネルギーを得ている「低体温」「低酸素」「高血糖」の状態が、エネルギーの低下した状態なのです。この「低体温」「低酸素」「高血糖」を改善することなしには、治療効果が上がりにくいし、治療効果も長続きしにくいのです。

治療効果を上げ、治療効果を長続きさせていくには、体温を上げ、酸素を多く取り込み、血糖を下げる必要があります。このような状態になると、解糖系と比べて効率の良いミトコンドリア系のエネルギー産生が上がって、エネルギーが高まっていきます。

このエネルギーが高まった状態(病気になる以前の状態)になると、治療効果は上がりますし、治療効果が長続きするようになります。また、治療をしなくても、体が勝手に治していくという本来の状態に戻っていくわけです。自己治癒力が働く状態です。

エネルギーを上げる方法

体温を上げるには、体を冷やさないことです。冷蔵庫から出してすぐの食べ物や飲み物を避ける、体を冷やす服装をしないことです。また、湯たんぽやカイロや入浴で体を温める、適度な運動を心がけるといったことを行ってください。

酸素を十分に取り入れるには、深呼吸です。深呼吸は酸素を十分に取り入れるだけでなく、横隔膜を大きく動かすので、静脈血やリンパ液の流れをよくします。また、姿勢に注意してください。猫背や前屈みの姿勢だと、胸郭を大きく開いての深呼吸ができなくなります。

さらに、食事に気をつけてください。エネルギー源になるのは、糖質(炭水化物)と脂肪です。解糖系でもミトコンドリア系でも、糖質が胃や腸で分解されたブドウ糖をエネルギー源としています。消費エネルギーのうち、およそ60%は糖質が望ましいといわれています。現代の食生活は、主食である「糖質(炭水化物)」が少ない状態になっています。

睡眠も、エネルギーと大きなかかわりがあります。脳の重さはおよそ体重の2%ほどですが、消費するエネルギーは、目覚めているときで、体全体の20%ほどだといわれています。起きている間は、エネルギーをつくり出して心身を活動させているわけですが、睡眠中はその作用を抑えてエネルギー源を保存しています。深いノンレム睡眠では、エネルギーの消費量は、目覚めているときの40%程度に下がっているそうです。したがって、睡眠時間が短いと、エネルギーを消費しやすくなります。

また、前向きな「プラス思考」も、行動を促し、結果として体温を上げていきます。うつで低体温の方でも、プラス思考ができるようになって、行動を起こすことができたら、体温が上がってうつの状態から抜け出すことができます。

もっとも、「低体温」「低酸素」「高血糖」はバラバラで現れているわけではありません。体温が上がってくれば、低酸素の状態から抜け出し、血糖値も下がります。酸素を取り入れる呼吸をすることで、体温も上がり、血糖値も下がります。

波動計測器でエネルギーを測ることもできるようですが、もっと廉価でだれでも扱うことができるエネルギ―計測器が開発されれば、病気を未然に防ぐことができます。体重計のように、一家に1台エネルギ―計測器があるようになれば、生活習慣病が減っていくと思います。



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