「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

あいうべ体操

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あいうべ体操

「ベ〜」を力強く押し出す

リウマチの人には特有の匂いがある、そう気がついたのは漢方診療に心血を注いでいるときでした。その匂いの出所を確かめようと模索する中で、白血球の自律神経支配で注目されていた「福田-安保理論」に出会いました。

そして確かに、炎症反応とリンパ球の割合、その匂いには相関関係が認められました。

その匂いを消すことができれば、リウマチも改善するのではないかと考え、さらに深く追求していくと、どうやら舌の位置にヒントが隠されていることがわかりました。

舌の位置

正常な舌の位置(図の左側)から、舌の位置が低下すると(図の右側。口を閉じた状態で舌先が歯の裏に当たる)病気を発症しやすくなります。その位置を是正していくと、薬を使わずともリウマチのみならず、さまざな病気が改善しました。

私は、その是正の方法を、簡単な四つの文字に置き換えて患者さん方に指導を始めました。それが「あいうべ体操」です。

あいうべ体操は、簡単に言うと、口呼吸を鼻呼吸に変えていく体操です。

そのために一番重要なことは、舌筋でした。最後の「べ〜」を力強く押し出すことにより、舌筋を鍛え、口を閉じることが容易になります。

あ  「あ〜」と大きく口を開く
い  「い〜」と口を大きく横に広げる
う  「う〜」と口を強く前に突き出す
べ  「べ〜」と舌を下に突き出す

1日30セットを目安に継続して行う

声は出しても出さなくてもどちらでもかまいません。

1日に30セットを目安に毎日継続し、徐々に回数を増やします。はじめは疲れたり、筋肉痛が出たりします。

口を開けるとあごが痛む場合は、「い〜」「う〜」のみを繰り返してもよいです。

湿度が高いお風呂で行うと、口が乾燥することなくできます。またお子さんにも簡単にできます。慣れてくると、100回以上できるようになります。

口呼吸はもちろん体に悪影響を与えますが、その他に「ため息」「口から息を出す腹式呼吸」「お口ポカン姿勢」も同じです。

特に舌の位置が低下している人が、呼気を長くするために腹式呼吸と称して口からはきだすと、口腔内が乾燥し免疫力を極端に下げてしまいます。

アトピー性皮膚炎やうつ病、高血圧などに効果

これまでに効果のあった主な疾患です。

●アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、花粉症、アレルギー性鼻炎)
●膠原病(関節リウマチ、エリテマトーデス、多発筋炎、シェーグレン症候群)
●精神関連疾患(うつ病、うつ状態、パニック障害、全身倦怠感)
●消化管疾患(胃炎、大腸炎、便秘症、痔)
その他(イビキ、尋常性乾癬、高血圧、カゼなど)

手足の運動は盛んにいわれますが、口の周りの筋肉の運動も同じように大切です。顔のストレッチとあわせて舌のストレッチも行う感覚で継続してください。

みらいクリニック院長

今井 一彰



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