「福田−安保理論」をベースにした、自律神経と免疫に関する話を集めてみました

「立つ」「歩く」「座る」姿勢

文字サイズ:

「立つ」「歩く」「座る」姿勢

理想とするのは「幼児」

ここで紹介する「良い姿勢」とは、力を抜いて、いかにして筋肉を使わずに、立ったり歩いたり座ったりすることをいいます。

理想とするのは、幼児の「立ち方」「歩き方」「座り方」です。幼児の場合、成人と違って筋肉が発達していません。首や肩の筋肉の力だけで、頭を支えているわけではありません。また、体に比して頭が大きく、バランスよく頭を支えることが「立ち方」「歩き方」「座り方」のポイントになります。

成人の頭は、5〜7キロほどの重さがあります。成人になると、その頭の重さを支えながら、立ったり歩いたり座ったりしているわけです。

重い頭を支えるためには、筋肉の力よりは、バランスを重視しましょう。幼児を見かけたら、「立ち方」「歩き方」「座り方」を観察しましょう。幼児を見習って、筋力ではなく、バランスを重視して立ったり歩いたり座ったりしましょう。

立ち方

脊柱(側面)

図のように、脊柱は1本の棒のようにまっすぐな形状ではありません。頸部、胸部、腰部、仙尾にそれぞれ湾曲があります。もしこの湾曲がなかったら、歩行の際の衝撃が直に脳や内臓に伝わるようになります。

両足のかかとを着け、両足の先を60度くらい開きましょう。このとき、「耳の穴」「肩」「ひざ」「外くるぶし」が一直線上に、地面と垂直に並ぶように立ちます。「気をつけ」の姿勢ではなく、リラックスして力を抜いてください。

足の骨

頭の重さを、足の距骨で支えるような気持ちです。距骨というとわかりにくいようでしたら、踵骨(かかとの骨)で支える感じです。重心をかかとにかけます。足の指が浮くようでは後ろに重心がかかり過ぎですが、足の指先でも、土踏まずでもなく、かかとに重心をかけてください。

あくまでもリラックスして立ち、頭と距骨を結ぶ線が一直線になり、地面と垂直になるようにしましょう。乳児の立ち方も理想ですが、他に理想とするのは、頭に水瓶を乗せて運ぶアフリカやアジアの少女たちの「立ち姿」です。少女たちの首や肩は筋骨隆々とはほど遠く、ほっそりとしています。それでも、ときには20㎏にも及ぶ水の入った水瓶を頭に乗せて運んでいます。

水瓶を頭に乗せた状態をイメージして、頭と距骨を結ぶ線が一直線になるように立ちましょう。半分くらい水を入れたペットボトル(500ccでも1リットルでもけっこうです)を試しに頭に乗せてみてください。

歩き方

立ち方ができたら、今度は歩き方です。理想は、乳児の歩き方や、水瓶を頭に乗せて運ぶ少女の歩き方です。筋力で歩くのではなく、バランスです。歩き方については、「プライマリーウォーキング」という歩き方が、非常に参考になります。

プライマリーウォーキングは、幼児の歩き方を理想とする歩き方です。「プライマリーウォーキング指導者協会」のホームページに、歩き方のビデオが紹介されていますので、詳しくはそちらをご覧になってください。

ポイントは、ももを引き上げて歩くのではなく、振り子のように足を使いながら歩くことです。いかにして筋肉を使わずに歩くかを教えています。歩く際にも、重い頭をいかにバランスよく楽に支えるかがポイントになります。

歩くときも、水瓶を頭に乗せて運ぶイメージをつくるといいと思います。ただし、水をこぼさないようにと、あまりにも歩幅が小さくなるのもよくありません。いままでの歩幅でかまいません。

座り方

座り方も、いかに頭を支えるかになります。座骨(坐骨)と頭を結ぶ線が一直線になるようにしましょう。座骨の真上に頭があるイメージです。頭が座骨よりも前になると、猫背になります。反対に、頭が座骨よりも後ろになると、腰部の脊柱の湾曲が大きくなり、腰痛の原因になります。

骨盤

どんなに工夫しても、職場でパソコンを使う際には、頭が座骨よりも前になるのはしかたがない場合が多いでしょう。そんな環境でも、正しいというかバランスのとれた歩き方をすれば、肩や首の筋肉の緊張はほぐれていきます。1日に1回でも、水瓶を頭に乗せたイメージでデスクの周りを歩いてください。

それが難しいようでしたら、家から職場まで、昼の休憩時、職場から家まで、水瓶を頭に乗せたイメージでの歩き方をしてください。もちろん、家の中でも、頭の重さを感じないよう、バランスをとった歩き方を心がけてください。



a:3201 t:5 y:4

powered by QHM 6.0.4 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional